フェイ・トゥーグッドがデザインした「COSMIC COLLECTION」（＜タッキーニ＞）の取り扱いを開始しました
フェイ・トゥーグッドは、今年のMaison et Objet 2025で「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたデザイナーです。デザインとファッションの枠を自在に行き来し、その豊かな創造力を発揮し続けています。
2024年のミラノデザインウィークで発表された「COSMIC COLLECTION」は、＜タッキーニ＞とトゥーグッドの初のコラボレーション。英国デザイナーの自由な発想と、＜タッキーニ＞の職人技が融合したこのコレクションは、不規則な楕円形や彫刻的なフォルム、そして柔らかな質感が特徴です。トゥーグッドらしいウィットに富んだスタイルが、アートと日常をつなぐタイムレスなデザインへと昇華されています。
このコレクションについて、＜タッキーニ＞のCEO兼アートディレクターであるジュージ・タッキーニは、次のように語っています。「フェイ・トゥーグッドとのコラボレーションから生まれた、この特別なコレクションを発表できることを大変嬉しく思います。お互いの信頼と、最高のものを生み出そうとする情熱が、このプロジェクトを形にしました。」
「COSMIC COLLECTION」は、素材の美しさと手仕事の温もりを感じるコレクション
このコレクションに共通するのは、有機的なフォルムと自然から着想を得たデザイン。トゥーグッドのスタジオが大切にしている、ラフでありながら洗練された素材の魅力が詰まっています。フェイ・トゥーグッドはデザインのプロセスと＜タッキーニ＞とのコラボレーションについて次のように語っています。
「私は、自分のエネルギーや感覚をそのままデザインに込めたい。私のプロセスは、触れて感じることがすべて。例えば、このチェアの形は、粘土の模型に指を押し当てて生まれたもの。デジタルではなく、実際に手を使って形を見つけていくんです。
＜タッキーニ＞は、イタリアンデザインの巨匠。60年代から続く完璧な職人技と、モダンなアイデアの融合が素晴らしい。彼らのアーカイブは洗練されていながらも、どこか親しみやすく、遊び心がある。私は、その遊び心に共感し、このコラボレーションを通じてさらに深めたいと思いました。」– フェイ・トゥーグッド
フェイ・トゥーグッドをはじめとする＜タッキーニ＞のコレクションは、当店ウェブサイト（shop.bundlestudio.jp/collections/tacchini）でご覧いただけます。
Solar
「COSMIC COLLECTION」の中心的な存在であるシーティングアイテムで、ソファとデイベッドの２モデルが揃います。積み重ねたクッションの山のように見えるシートには、フェイ・トゥーグッド特有のアイロニーとスタイルを感じさせます。シートに採用されている生地は、＜タッキーニ＞のアイコニックな張り地に新解釈を加えたもので、意図的にシワを寄せることによって、彫刻的な形状と柔らかさを融合させています。
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Lunar
くしゃくしゃとした紙のカバーを持つキルト状のペンダントライトです。内部の詰め物が光を拡散し、《Lunar》に柔らかな輝きを与えます。
「私の作品の大部分は、ありふれたシンプルな素材から“驚き”を生み出すことに焦点を当てています。《Lunar》のデザインは、ソファ用の詰め物をひと握り取り、それをA4用紙2枚で挟んで押しつぶすことから始まりました。」
– フェイ・トゥーグッド
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Orbit
不規則な楕円形のフォルムが特徴である「COSMIC COLLECTION」のコーヒーテーブルとデスクです。カーブを描く木製の脚を革で包み、滑らかな小石のような形状の天板を組み合わせています。それぞれの天板の縁取りは光沢のあるラッカーで仕上げられ、中心に丸みのある革製のインレイを施してあります。《Orbit》を形成する楕円形は均一ではなく、フェイ・トゥーグッドの触覚的で感情的なデザインプロセスを象徴しています。
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Astral
フェイ・トゥーグッドのデザインプロセスは、主に日常的な素材を使った模型作りに根ざしています。壁面を飾るキャビネットである《Astral》の輪郭は、まず柔軟なアルミメッシュで発見され、その後スチールでスケールアップされました。このキャビネットの曲線は、目を惑わせ、初見では直線がまったくないように見えます。しかし、棚板はもちろん水平で機能的であり、オブジェや書籍などのアイテムを自由に飾ることができます。
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Stellar
柔らかなクッションに埋もれたような壁付けのミラーです。フレームには＜タッキーニ＞の代表的なシート生地が採用されています。
「COSMIC COLLECTIONは、＜タッキーニ＞のストーリーに女性的な感性をもたらしていると思います。強く彫刻的なフォルムをたくさん取り入れましたが、それと同時に＜タッキーニ＞にとって新しいと感じられる柔らかさを探求したかったのです。」
– フェイ・トゥーグッド
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